WorldWisp
Hachathon写真1枚から、日常物体をモチーフにしたクリーチャー遭遇と図鑑収集を楽しめるWebデモ。
概要
- 写真1枚をアップロードして、遭遇画像とキャラクター情報を生成
- 同じモチーフを種族として蓄積し、図鑑で履歴を見返せる
- 写真文脈を使って、背景に馴染む遭遇体験を目指す
リンク
日常の散歩を、クリーチャー収集の冒険に変える
WorldWispは、通勤路の水たまりや街灯、部屋のソファのような見慣れた被写体を、収集できるクリーチャーとの遭遇体験に変えるプロダクトです。目指しているのは、日常から離れることではなく、日常そのものをもう一度おもしろく見える場所に変えることです。
やることはシンプルです。写真を撮る、遭遇する、図鑑に残す。また次の日に試したくなる。このループを、無理なく続けたくなる形にすることを軸に設計しています。
何が新しいか
よくある一回きりの画像生成だと、その場では楽しくても、あとに何も残りません。WorldWispでは、同じモチーフは同じ種族として育ち、遭遇のたびに見た目や雰囲気が少しずつ変わるようにしています。単発の出力ではなく、「見つける」「集める」「また見つける」という連続した遊びにしたいからです。
もう一つ大事にしているのは、生成結果の自然さです。被写体の文脈を見て、どこにどう現れると違和感が少ないかを調整し、元の写真の空気をできるだけ壊さない遭遇体験を目指しています。
どう作っているか
実装はサーバーレス構成の Web アプリです。フロントエンドは React、バックエンドは AWS Lambda と API Gateway、データは DynamoDB、画像保存は S3 を使っています。画像理解やテキスト生成には Bedrock 上の Nova 系モデル、遭遇画像の生成には gemini-2.5-flash-image を使い、役割ごとにモデルを分けています。
処理の流れは大きく 3 段階です。
- Capture
写真を受け取り、モデレーションと画像理解を行い、モチーフを表す
core_wordを抽出する - Discover 類似性を見ながら既存の種族とつなげるか、新しい種族として扱うかを決める
- Encounter 写真の文脈とキャラクタープロファイルを使って、自然に馴染む遭遇画像を生成する
この設計によって、同じカテゴリの被写体でも図鑑としての連続性を保ちつつ、遭遇ごとの変化を出せるようにしています。
デモで見られること
今のデモでは、写真を 1 枚アップロードしてから遭遇結果が出て、図鑑に蓄積されるまでの一連の流れを確認できます。
- 写真を 1 枚アップロードする
- 生成された遭遇画像、キャラクター名、説明を見る
- コレクション画面で、同じ種族の蓄積や最近の遭遇を見返す
短い操作で体験の全体像が追えるようにしてあるので、初見でも「撮る → 遭遇する → 集める」の流れがすぐ分かるはずです。
いま考えていること
現在は、もっと魅力的なキャラクターデザインと、背景により自然に溶け込む遭遇画像を重点的に改善しています。将来的にはモバイル中心の UX に寄せて、撮影から図鑑閲覧までをもっと軽く回せる形にしたいと考えています。
詳細な経緯や提出用の記事は、AWS Builder の記事にまとめています。
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